
木工DIYで使いたいけどどっちを買えばいいの?
本記事はこのような疑問を持っている方向けの記事です。
目次
インパクトドライバーとは
インパクトドライバーで出来る事
インパクトドライバーは長いネジを締めたり
堅い木材にネジを打ち込んだりできます。
また、ドリルビットを使うことで穴あけも可能です。
推進力はモーターの回転+打撃
インパクトドライバーは回転しながら打撃を与えネジを打ち込みます。
ドリルドライバーと比べ、パワーがある為
硬い材料にも簡単にネジを打ち込むことができます。
しかし、パワーが強すぎてネジをなめたり、木材が割れてしまうこともあります。
また、打撃を伴うため、作業音が大きいです。
チャックの形状
チャックとはビットを取り付ける部分です。
インパクトドライバーは六角軸のビットのみ取り付けが可能です。
ビットの付け替えはチャック部を引き上げるだけなのでスムーズに行うことができます。
ドリルドライバーとは
ドリルドライバーで出来る事
ドリルドライバーはネジを締める(緩める)ことができます。
特に短いビスを打つ場合や柔らかい木材に打つ場合に向いています。
また、ドリルビットを装着することで木材に穴を開けることができます。
推進力はモーターの回転のみ
ドリルドライバーではビットが回転する力によりネジ締めや穴あけが可能となります。
インパクトドライバーと違い、推進力が回転のみなので
細かい作業に向いています。
微調整が可能な為、
ネジを撃ち込みすぎて木材を傷つけてしまう心配も入りません。
また、インパクトドライバーと比べ、作業音が小さいことも利点です。
チャックの形状
ドリルドライバーのチャックはインパクトドライバーチャックとは異なり、
丸軸・六角軸の両方が装着可能です。
また、取り替え方も異なり、
ドリルドライバーはチャック部を手で回して取り付けます。
トルク調節機能がある
トルク調節機能とは回転する力を調節することができる機能です。
使う場面に応じて回転力を最適に設定することで
ネジの締めすぎやねじを舐めることが起こりにくくなります。
まとめ:インパクトドライバーとドリルドライバーの違い
ここで一旦、インパクトドライバーとドリルドライバーの違いをまとめます。
インパクト | ドリル | |
推進力 | 回転+打撃 | 回転 |
細かい作業 | × | ○ |
パワー | 強い | 弱い |
トルク調節 | なし | あり |
チャック | 六角軸 | 丸軸・六角軸 |
まずはドリルドライバーがおすすめ
さて、これまで2つの電動ドライバーの違いを説明してきましたが
結局どっちを買えばいいのでしょうか。
DIY初心者やどちらの電動ドライバーも持っていない人は
ドリルドライバーがおすすめです。
理由はトルク調節機能があり、初心者でも簡単に扱えるからです。
また、作業音も小さいので家でちょっとした作業をするのにおすすめです。
一方、インパクトドライバーはパワーがあるのでガンガン作業したい人向け。
これから、本格的にDIYをする予定の人におすすめです。